がくちょうレポート

21世紀の教育と幸福

【個性】は私たちを他人軸から解放してくれるよ、という話

 

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こんにちは、学長です。今日は皆さんと一緒に「遊びながら学び、お金を稼ぐ」専門家ビジネスの研究について10分間共有しようと思います。今日のテーマは「個性」についてです。

 

私が伝えたいメッセージは、「個性について学ぶと、無駄な自己否定をしなくてもいい」ということです。

個性とは何でしょうか?皆さんがどのように思っているかは分かりませんが、私は個性を「人それぞれの適性や考え方、価値観」だと捉えています。

自己否定をしなくていいと言うのは、自分自身を他人の価値観で評価しなくてもいいという意味です。

私自身、長いこと他人の価値観で自分を評価して生きてきました。それは学校での評価基準であった偏差値や、会社での評価基準であった売上、または起業してからの評価基準である時価総額などです。

しかし、これらは私が心から共感した評価基準ではありません。

これらは他人が作った基準で、私の本当の価値観ではない。

つまり、これらを自分自身を評価するために使っていた私は、他人軸で自己評価をしていたのです。

 

私がこういった他人軸から脱却できた一つの大きな要因は、個性について学んだことです。

そこで私が初めて出会ったのは「13の法則」という人間の体の13タイプに分類する理論でした。これは生まれた日によって決まるタイプ分けで、私はそれに非常に共感しました。自分自身がどのタイプに当てはまるのかを知ることで、自己理解が深まりました。

また、個性について更に深く学ぶために、ホロスコープや算命学、マヤ歴などを研究しました。これにより、私は個性というものが大好きになりました。

 

個性について学ぶことで、人間はみんな違うこと、そしてそれが自然なことだということを理解しました。そして、その違いが協力し合うことで調和を生み、人間という存在が生存しやすくなっていることを理解できたのです。

 

私たちは、皆それぞれ違う役割を持つことで、全体としての調和を保っているのです。それは、すべての人が違うのが当たり前であり、全員に役割と意味があるということです。つまり、意味のない人など一人もいないのです。

 

これらを学んだことで、私は自己否定から解放され、自分自身を他人軸で評価することから逃れることができました。

皆さんも個性について学ぶことで、無駄な自己否定から解放され、自分を理解し、自分自身を価値ある存在と認識できるようになるかもしれません。

 

この話をするきっかけになったのは、私が以前から通っているカイロプラクティックの先生との対話です。

彼は心の中に何かやりたいことがある素晴らしい人で、その技術力と探求心を持った姿からはオタク的な情熱が感じられます。

 

先生の話を聞いていて思ったのですが、彼は自分の思いや世界に広めたい事を実行に移すのが得意ではありませんでした。要するに、彼のマインドセットは「グロースマインド」ではなく、「私はうまくいかない」という自己否定的な思考に支配されていました。

私は彼との話の中で、彼がもっと積極的に挑戦するようになるように、徐々に「グロースマインド」にシフトするように働きかけました。彼が挑戦する姿を見ていて、とても感動しました。しかし、まだ彼の中には引きずっているトラウマがあることに気づきました。

 

彼が過去に抱えていたトラウマとは、自分がかつて所属していたサッカーの教育機関でうまくやりきれなかった、という経験でした。彼はその経験を自身の「失敗」と強く捉え、それが自分が頑張れない人間であるという自己認識につながっていました。

 

この問題を解決するための鍵が「個性」であると私は考えました。みんなが持っている個性はそれぞれ違い、それぞれが価値あるものだからです。

 

もしかしたら彼は、サッカー選手としての技術だけで自分を評価してしまっていたのかもしれません。

しかし、彼があの時に頑張らなかった理由は、他の軸を大事にするためだったと考えることもできます。

つまり、その「頑張らなかった」経験も、自分の価値観や個性を大切にするための選択だったのかもしれないのです。

 

私自身も、かつて規模を追い求めてビジネスをやってみたものの、それが本当に自分が大事にしたいことではないと気づきました。

私の経験も、自分が大切にしたい価値観を大事にするための選択だったと今では思っています。

過去の自分の行動を他人軸で「失敗」したと評価するのではなく、自分の大切にしたい価値観を大事にするための選択だったと評価し直すことで、自己否定から解放されることができるのです。